コーヒー豆の最も良い保存方法って?

コーヒー豆の最も良い保存方法って?

コーヒー豆と焼き魚の意外な共通点

 

ほとんどのスーパー等ではコーヒー豆は乾物物として扱われていると思います。
コーヒー豆の見た目から考えると、乾物物扱いになるのは仕方が無いことのように
感じますが、実はコーヒー豆も野菜と同じように生鮮食品なのです。

 

植物なので当然と言えば当然なのですが、スーパー等ではそういう意識で販売
されることはありません。

 

もっと言えば、焙煎されたコーヒー豆と言うのは、焼き魚を販売しているのと同じで
生鮮食品を加工した食品なのです。

 

スーパーで焼き魚が1日売れなかったらどうなるでしょうか?
それはもう、売り物としての価値がなくなってしまうとは思いませんか?

 

実はコーヒー豆も焼き魚と同じとまでは言いませんが、商品価値の無くなっている
ものが平然と販売されているような状況なのです。

 

コーヒー豆の賞味期限

 

賞味期限とは、劣化が比較的遅い食料品に対して示される期限のことであり、
製造者が安全性や味・風味等の品質を保証する期限です。
現状としてコーヒー豆は「劣化が比較的遅い食料品」に分類されているので、
賞味期限が表示されています。

 

実際、コーヒー豆を焙煎した状態で新鮮な状態というのは1週間程度でしょう。
コーヒーは焙煎した直後から酸化が始まり、劣化していきます。
ですから、焙煎した(挽いていない)豆の状態で本当に美味しく頂けるのは
1週間〜10日だと思います。

 

なんとか美味しく頂けるという程度なら、2〜3ヶ月かもしれません。
大手コーヒーメーカーは半年〜1年の賞味期限を設けていると思いますが・・・

 

コーヒー豆の最も良い保存方法

 

コーヒー豆の最も良い保存方法は冷凍保存です。
冷凍保存と言っても、冷凍と解凍を繰り返すことは避けてください。
というのは、コーヒーは温度の変化に弱いので、そうすると酸化しやすくなり
味が劣化するからです。

 

できることなら、小分けにして冷凍し、使用する分だけを解凍して使用してください。
美味しい豆はきちんと保存して美味しく頂きましょう。